- 2016.01.23
- 春の足音
大寒を過ぎ、雪が舞うような寒い日が続きます。
新しい年が明けてからすでに最初の月が過ぎようとしています。
来月はもう節分。
季節を分ける節目の日が近づいています。
そしてその日を境に暦の上では春の到来です。
そんな春の足音が近づく日に嬉しい知らせが舞い込んできました。
彼がお母様を亡くし、たったひとりになってしまってから早1年。
その間、広い家での一人の生活はさぞ寂しく辛いものがあったと思いますが、周りに気遣いをされる彼はいつも明るく振るまっていました。
その優しさが私達スタッフにも痛いほどよく分かり、本当に幸せになってもらいたいと願ってやみませんでした。
そして今日、彼から「彼女にプロポーズをOKしてもらった」との連絡が。
本当に本当にこの日をどんなに待ちわびていたことか。
以前から心優しい男性でしたが、お母様を亡くしてからの彼はよりいっそう人を思いやる心を持ったように感じました。
大事な人を亡くした悲しみを知っているからこそ、今、目の前にいる大切な誰かを大切にしたいと思ったのではないでしょうか。
奇しくも亡きお母様と彼女の名前が同じというのも運命的なものを感じます。
15年程前の作品ですが「ペイ・フォワード」という映画があります。
自分が誰かから受けた親切を他の誰かに返すという善意の連鎖。
日本語で言うところの「恩送り」の精神です。
彼もまた、お母様から受けた恩を、今度は自分の新たな家族に返していくのでしょう。
彼の幸せがまた誰かの幸せに繋がりますように・・
そしてJMA四日市での幸せの連鎖が続きますように・・