- 2017.10.13
- 小さな命
10月に入り急に肌寒い日が続きました。
今は、二十四節気でいう「寒露」にあたり、草木に霜が降りるという意味のようです。
秋の長雨が終わり、その名の通り秋がぐっと深まる時期です。
北の方からはちらほら紅葉の便りが届くようになり、農作物の収穫もたけなわとなる頃です。
さて、そんな爽やかな秋の日に、今年の2月に成婚退会されたカップルがサロンを訪れてくれました。
退会時にお聞きした時はまだ結婚式の日取りも決まっていなかったのですが、
たまたま5月のゴールデンウィークに式場の空きがあり、急遽親族だけで式を挙げることになったのだとか。
そしてそれと同時にスペインへの新婚旅行を予約し、
サグラダ・ファミリアを二人で見るのを楽しみにしていた矢先、彼女の妊娠が判明。
二重の喜びに包まれましたが、大事を取って旅行は諦めたそうです。
旅行はいつでも行けるけれども、二人にとってもっと大切なものができたのですから、言わずもがなということでしょうか。
彼女はといえば、お腹の膨らみも少し目立ってはいましたが、安定期に入り、まさに母の顔になっていました。
少し年上の彼もそれはそれはもう産まれてくる我が子が楽しみで仕方のない様子です。
すでに新居も購入され、二人してあれもこれもと新しい命を迎える準備で大わらわだそうです。
お二人のご両親にとっても初孫とのことで、楽しみはひとしおなのだとか。
予定日は来年、新しい年を迎えてすぐとのこと。
新居で迎える結婚して初めてのお正月、そして新しい命の誕生。
何もかもが新鮮で、喜びに満ちています。
これからは、赤ちゃんを中心にして生活が回り出すのでしょう。
新米パパは、きっと我が子を早く抱っこしたくて会社から真っ直ぐに飛んで帰り、
新米ママは自分だけを真っ直ぐに求める我が子の愛しさに胸を熱くすることでしょう。
小さな命に・・感謝です。