2015.03.18
以心伝心

先日、名古屋市美術館で開催中の「だまし絵展」を観に行ってきました。

いよいよ最終週に入ったこともあり、平日にも関わらずたくさんの人で賑わう会場は活気に満ちていました。
ダリやエッシャー等、教科書で見るような有名な絵もあれば、現代美術作家のものもあったりと、様々な趣向が凝らされていました。

そこで見かけた二組の若いカップル。 鑑賞の仕方がまったく正反対でしたので、とても印象に残りました。

一組めのカップルは、男性がとても絵に詳しく、ひとつひとつの作品を女性に丁寧に説明しながら観覧していました。
そして女性の方もそんな彼を頼もしく思っているのでしょう、うんうんと頷きながら彼の話に聞き入る彼女の瞳は恋する女性のものでした。

そしてもう一組のカップルはといえば、こちらはまったく正反対の様子でした。
それぞれが音声ガイドを付け、それぞれのペースで別々に観覧。 観覧中に互いが話すこともなく、作品の鑑賞順も別々。 ふたりで来ている意味はあるのかしらと心配になるほどでした。

ところが、その後ミュージアムショップでそのカップルを見かけたのですが、とても仲睦まじい様子でグッズをあれこれ選んでいました。
あまり語り合うことはしませんが、先程の様子とは打って変わって、互いを見つめるまなざしは恋人同士そのもの。 言わず語らずとも心が通じ合っているのでしょう。

そしてもう一組のカップルは、ふたりで仲良く次の展覧予定を見ながら何やら相談中。 こちらももちろん恋する恋人同士なのでしょう。

この二組のカップルの在りかたは、世間一般の概念にとらわれず、互いを尊重し合うことの大事さを教えてくれているように思いました。
第三者から見れば、一組目の仲良く談笑しながらのカップルは誰が見ても恋人同士に見えます。
では、もう一組のカップルはどうでしょうか。 こちらも間違いなくお互いに愛し合う二人に違いありません。

愛情表現や価値観は人それぞれ。
お互いを尊重し合うことさえ一致していればうまくいくのでしょう。
「先入観を打ち破り、距離や見方を変えることで別のイメージへと変える」ことの大切さは「だまし絵」のテーマそのもののだと感じた一日でした。

JMA四日市でもたくさんのカップルが交際中です。

それぞれが結婚を目標に真剣に婚活中ですが、お相手に求めることとご自分が与えることとのギャップが大きすぎるとうまくいかないことも。
たとえ価値観が少し違っていても、歩み寄る努力をすること、互いに尊重し合えることこそが結婚への近道なのでしょう。

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