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日々のこと

2012.05.21
金環日食の日に思う

5月も半ばを過ぎましたが、毎日の気温が定まらず、何を着ても暑かったり寒かったり。
体調を崩しやすい季節です。
日本には四季があり、さらに四季を6期に分けた二十四節気があります。
日本中が金環日食に沸く今日5月21日は小満といい、万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る頃。
暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉茂る」と記されています。
そして沖縄がすでに梅雨入りしているように、東海地方もあと半月ほどでジメジメとした雨の季節になり、
その後はぎらぎらとした太陽が照りつける夏がやってきます。
人は寒くなれば暖かさを願い、反対に暑くなれば涼しさを望みますが、日本人としての情緒はやはりこの四季があるということに原点があるのかもしれません。
先日の新聞に「日本映画の叙情的な映像は、かの地に四季があるからこそ。
同じアメリカ映画でも四季のないロサンゼルス系(=ハリウッド系)は
大味で派手なものが目立ち、反対に季節の変わり目のあるニューヨーク系は知的でおしゃれな作品が多い」という著名な日本人映画監督の話が載っていました。
さらに記事の中で「若いころは何の思いもなく淡々と四季を通り越してきたが、50歳を過ぎ、あと何回季節の移ろいを感じることができるのかと気付いた時から四季が愛おしくなった」とも述べています。
私も彼と同年代。ひょっとすると今年の梅雨が見納めかも知れないと思えば、憂鬱な季節も好ましく思えるから不思議です。
これからの季節、雨でお見合いが億劫になりがちですが「四季があるからこそ」と考えてみたら雨の日のデートも厭わなくなるのではないでしょうか。
また、雨の日だからこそ異性のさりげない気遣いや優しさが発見できるかもしれません。
雨の日に叙情たっぷりな邦画かニューヨーク系の洋画を観て、お互いの感性を語り合ったり、確かめ合ったり。
日本に住むことの素晴らしさを小さな記事に思った日でした。
March winds and April showers bring forth May flowers.
(イギリスの天気俚諺)

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