2014.09.24
日々

吉田山田が歌う「日々」という歌をご存知ですか。

 

NHKの「みんなのうた」でオンエア後「泣ける歌」として話題になり、最近ラジオやテレビでも頻繁に流れるようになりました。

 

老夫婦の何気ない日々を切り取った歌詞が世代を超えて感動を呼んでいるのですが、モデルとなった老夫婦のおばあさん(おじいさんはすでに亡くなっています)の話に本来の夫婦のあるべき姿が見えてきます。

 

おじいさんは長く大変な介護の末に亡くなったそうなのですが、おばあさんにおじいさんを愛していたか訊いたところ、しばらく考えて「愛しては・・いなかったわねぇ」と答えたそうです。

 

「日々」の歌を聴けば分かりますが、人生とは良いことばかりがあるわけではなく、夫婦生活も同じ。

 

でも良いことも悪いことも含めて一緒に歩んできた日々があるからこそ分かり合えるものがあり、だからこそ「愛してる」のひと言では言い表せない答えなのかな・・と。

 

何年か前に読んだ三浦しをんの小説の中に出てくる老婦人も自分たち夫婦のことを「もはや男女や夫婦、家族といった言葉も超えて、ただなんとなく大事だと感じる気持ち。しぶとく持続する静かな祈りにも似た境地。そして心の中にあるその灯火のようなものは決して消えることはない」と言います。

 

現在たくさんのカップルが交際中で成婚間近の方達も大勢みえますが、様々な出来事を乗り越え、生涯を共にする人との日々に価値を見出だせるような関係になっていただければと願っています。

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